旅行記その5
ヴェネツィア二日目の朝
朝食に行く、また日本人だらけ
ロビーに某交通公社のタグをつけたカバンがたくさん置いてあった
ああ、、団体さんなのね、納得
今日は天気がいいはずなので、
となりのキオッジアまで出かけることにする。
地図を見てもらえれば位置関係はわかると思うけど、
私が選んだルートは、ヴェネツィア本島からリドへ渡り、
そのまま砂州を南下していくルート
リドからはバスを使い、
フランク王国襲来まではヴェネツィアの中心地だったマラモッコを抜け、
尾道のような渡船でバスに乗ったまま次の島へ渡り、
ペレストリアからヴァポレットに乗り換える。
キオッジアになにがあるのかといわれれば、特に目玉はない。
第3次ジェノヴァ戦役の天王山となり、ヴェネツィア存亡をかけて
戦いが行われた痕跡もどこにもない
マラモッコもかつてを偲ぶものはなく、
高級住宅街のような別荘地のような佇まいに
閑散とした静けさがあるだけ
でも、ここもヴェネツィア史に刻まれる場所なのだ