ぼっちゃん!

さて、土曜に見に行った展覧会「夏目漱石の美術世界」についてでも

漱石ゆかりの絵画を飾ると一言でいえば、
ああ、なるほど面白い趣向だ、と思うだけであるが、
実際にぼっちゃんの一説とともに
そこで述べられているターナーの絵が飾られているのを見ると
なるほどね、と思う以上の納得感がある


やっぱり視覚からの情報量ってすごいわ
絵画が宗教画として発達していったのも納得いく
そりゃあ、説法するより、そのシーンを描いたほうが説得力ある


残念ながら、実物ではなく写真で飾られている作品もあるが、
東京在中の人には朗報!
ターナー島の話の中で
「あの岩の上に、どうです、ラフハエルのマドンナを置いちゃ」
とぼっちゃんが述べるわけですが、ラファエロの聖母子が来日中!
東京芸大美術館で漱石展を見た後、
国立西洋美術館をはしごすればこのシーンは完璧じゃないですか!!