日帰り美術館巡り

芸術の秋っぽいことしてきました

親御さんを連れて、本州は滋賀県まで





信楽にあるMIHO MUSEUMと

守山にある佐川美術館が今回の目的





MIHO MUSEUMの知名度は、、抜群に低い

でも、MICHELIN Voyager Pratique Japon(日本語版未発売)において

3つ星(絶対行くべきところ)を獲得した美術館!!

まあ、このガイドブック、高尾山が3つ星になってたり、

日本人の思う日本の観光地とは必ずしも一致していないけど、

海外から日本を見るとやっぱ違うんだろうね

ちなみにここ以外の3つ星の美術館は

九州国立博物館京都国立博物館、飛騨高山美術館だけ

なんで国立西洋美術館が入ってないのかが私には疑問

コルビュジェ設計なのに〜〜〜



ここが3つ星になった理由はなんだろ

誰もが知ってるようなビッグネームの美術品はなく

古今東西の良質のものがそろってるけど、

決定的決め手はないよな・・・



建築の力かしら

ここの設計をしたのは中国系アメリカ人イオ・ミン・ペイ

ルーブル美術館のグランルーブル(ガラスのピラミッド)を

設計した人といえばきっとイメージが湧くと思う

この人の設計を日本で見れるのはMIHOのエリアのみ



ほら、こう書くと凄そうでしょ

実際凄かった!

よくこんな山中に作ったなぁと感心させられる

ロケーションを活かした、すばらしい出来!



にもかかわらず、開館10年にもなって国内の知名度が低いのって

運用母体がとある新興宗教団体だから

この1点につきるとおもう

立地がありえないくらい不便というのもあるかもしれないけど



予備知識なしに美術館見て回ったら、母体のことには気づかないけど、

パンフとか細かく見てたらわかるのよね

だからか、メディアでの露出が極端に低い



そういう偏見は抜きにして、

良いものは良いものとして見る価値のある所だと思うけどね

入信を迫られるようなおもしろイベントはなかったので

安心して行ってみてください(笑





んで、もうひとつの佐川美術館

名前のとおり佐川急便が運営してます



これまた建築が非常に特徴的

1枚の写真を見ただけで一目惚れして行きましたさ!

でも、設計者は知られてない

施工の竹中工務店で設計してるのね

良い仕事してるなぁ



思ったよりこじんまりとしてたなぁ

美術館を取り巻く池が非常に美しく、

日本の古い建築を彷彿とさせる建物をひきたたせてる

内部は特筆すべき点はなかった・・・

展示の絵画は良かったけどね





MIHOの後に行っただけにどうしても比べてしまう

そうなると佐川が圧倒的に不利

日をずらして行けばよかったなぁ



正直、私の中でMIHOと張り合える美術館って

直島の地中美術館安藤忠雄設計)くらいだわ

建物の大部分を地中に埋めて、自然・景観に配慮と

コンセプトも似てるし、比較対象としてもぴったりだと思う